最新版EC-CUBE Ver2.12インストールを挫折

昨日、5/31日にて、EC-CUBEの最新版であるVer2.12が発表されました。

目指すところはワードプレスのような機能性という感じを受けました。
プラグインなどは、その最たるもので、色々と便利になりそうであり、そこにまつわるお金儲けも出てきそうであり、以前よりは知名度も上がって盛り上がるだろうな、という気はしています。

というわけで、この波に乗っかっておかないわけにもいかず、インストール方法のご紹介です。
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

まずはダウンロードから

ダウンロードの段階から、今までとは違うなということが、多々。

日本発!ECオープンプラットフォーム EC-CUBE / EC-CUBEダウンロード

まず、ダウンロードには会員登録が必要でした。
有料のものではないので気にする事はありません。

今後は、プラグインなども会員のみの利用だと思われるので、ログイン情報は大事に取っておきましょう。

画像のピンク線で囲ったところが、最新版のセットです。
ログインした状態で、2Version 2.12.0(zip) 【NEW】 をクリックすれば、自動的にダウンロードが始まります。
さっそく解凍して、次に参りましょう。

注意:ここから先の動作は、以前にやりましたインストール方法と完全に同じです。
EC-CUBE2.12のインストール方法をご覧になりたい方は、以下を参考にして下さい。
EC-CUBEをインストール【Ver2.11.5】

画面の表示も寸分違わぬので、ここでは割愛させて頂きます。

地獄案内

そのかわり、以下に続きますのは、今なお、解消できずにインストールができずにいる問題例を提示しておきます。
解消法がわかりましたら、追記していきます。

ちなみに、以下に続く状態となったレンタルサーバーは、ドメインキングのMプランと、さくらインターネットの専用サーバ ベーシック DualCore Xeon (10-12)の双方のサーバーで、同じ状態に陥りました。

打開策はいまだわかっておりません。
一応、同じ状態の方は、ご覧ください。

インストール前の下準備

まず、アップロード用のソフトから。
でも、色々紹介しましたが、今回推奨します、FTPソフトはFFFTPです。

Sota’s Web Page (FFFTP)ダウンロード

こちら、誰もが使った事のあるものなので、説明はいらないでしょうが、今回インストールするのに、こちらの方が手際が良かったので、重宝しました。

では、解凍したファイルをアップロードしましょう。

画像のように、EC-CUBE用のディレクトリを作成します。
僕は、例の如くecというものにしました。
これはテスト環境としての場合で、やり方はそれぞれあります。

では、そのecディレクトリに解凍したフォルダの中身をすべて突っ込みましょう。
testフォルダとかありますが、ひとまずアップしてから、削除する事を考えましょう。

アップし終わった状態が、以下の画像。

ここまでは、今までとやり方は同じですね。
見た目的にも。

では、自分のドメインに + ec/html/install/を入力して、アクセスしましょう。
例:/ + ec/html/install/でインストール画面

インストールへの弊害

これで、インストールできると思ったら大間違い。

上の画像のような画面になりませんでしたでしょうか。
今回の最新版は、ここが違うってわけですね。

簡単にインストールさせてくれない、というプレミア感。
悪くないです。

では、画面の指示通り、やりましょう。
/○○/○○/○○.net/○○/ec/html/../data/cache/ にユーザ書込み権限(777等)を付与して下さい。とあります。
なので、以下の画像のように。

cacheというディレクトリ上で右クリック。
そうすると、属性変更(A)という選択肢が出るので、ここをクリック。
それで、上の画像のように入力して、完了。

インストールページを更新すれば、次の試練が待っています。
以下の画像のようになるはずです。

ぞっとしました。
この状態になり、他の人の解説が出るまで待とうかと思いました。
しかし、リリース直後でこんなにもインストールに手間取るってどうなんでしょうか。

で、この注意通りに/data/class/util/GC_Utils.php on line 194を修正しようとしてはいけません。
僕も、これに惑わされかけました。
注目すべきは/ec/html/install/tempにユーザ書込み権限(777, 707等)を付与して下さい。というところ。

で、これ通りにtempディレクトリの属性を777に変更します。
ページを更新すると、いよいよインストールですね。

で、以下の画像。

ショッキングですよね。
クレームの付けようもないですが、初心者には厳しすぎる試練です。

しかし、光明はどこかにあるもので、以下の記事なんかがあるものです。
管理画面編集>ヘッダー/フッターとページ詳細編集でエラーが発生し困っております。|EC-CUBE 開発コミュニティサイト – フォーラム

何となく見つけたものでしたが、やってみたら見事、解消されました。
/ec/htmluser_dataディレクトリの属性を777に。
さらに
/ec/datalogsディレクトリの属性を777に。

これで、やっと以下の画像になります。

エラーが無くなりました。
おめでとうございます、やっとスタート地点です。

多少、馬鹿馬鹿しくもなってきますよね。
しかし、もう少しです。

インストールでも弊害

さっそく、インストール開始ボタンを押しましょう。
最早、時間はかからないだろう。
で、以下の画像です。

なんかものすごい数の『ユーザ書込み権限(~~~, ~~~等)を付与して下さい。』というエラーが。

もう、わからなくなってくるでしょう。
やり方が間違っているのかと、最初からやり直そうかと考えてもいるでしょう。

それが正しいです。
ここまでおかしいのを、製作者が放置しているわけがありません。

これは、EC-CUBEのバージョンの問題ではなく、サーバー側の問題によるものです。
不具合という訳ではなく、設定とか、そういったもののだと考えられます。

しかし、僕にはそれがなんなのか、わかっておりません。
ここまで見て下さって、ありがたいです。

が、インストール方法を知りたいのであれば、以下をご覧ください。
バージョン2.12でも関係なく、同じ手順でインストールできますので。
EC-CUBEをインストール【Ver2.11.5】

では、今後なにかありましたら、報告していきますので、未完という事で。

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