EC-CUBEのCSVによる商品新規登録、完全版

2012年9月6日 16:55
ようやく、自分の中で正解が出来たので、まとめておきます。

確実に便利です。
画像も全て、網羅してます。
最近、この方法を良く使います。
では、ご覧ください。

の前に、EC-CUBEの小技:CSVで商品を新規登録する方法を読んでおいて下さい。
ある程度は知っているものとして話を進めますので。
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

必須項目

CSV出力項目において、必須なものはそれほどありません。

が、このCSVで画像まで登録し、この段階で表示して販売するには、以下の項目が必須だと考えます。
出力項目の順番は、以下の通りに守って下さい。登録時にエラーが出ます。

商品名:一番メインの部分なので、考えて入力しましょう。
表示ステータス(公開・非公開):表示するなら、ここの数値を1に、否ならば2に。
一覧-メイン画像:一番小さい画像。[130×130]
詳細-メインコメント:HTMLも使用可。事前にエディターで作ってから、こっちに貼り付けましょう。
詳細-メイン画像:詳細ページに表示される画像。[260×260]
詳細-メイン拡大画像:上をクリックすると、拡大表示される画像[500×500]
詳細-サブ画像(1):必要ならば使いましょう。[200×200]
詳細-サブ拡大画像(1):同じく。[500×500]
商品コード:管理画面で打ち込まされるぐらいなら、先に入れましょう。EXCELならば、連番できますし。
在庫数:この項目が無いと在庫無制限で登録されます。
販売価格:この項目が無いと0円で登録されます。
商品ステータス:NEWアイコンのつけはずしなどに
カテゴリID:案外重要なので、ちゃんと考えて入力しましょう。

【注意】
・一覧メインコメントは、僕の場合必要無くなりましたので、外しました。
管理画面では必須になっているので、調整しましょう。
・サブ画像は、サブタイトルがないと表示されなかったはずです。
カスタマイズで表示させるようにするか、サブタイトルも出力項目に含めるかしましょう。
・ポイント付与率を項目に加えない場合、管理画面のポイント設定にある、付与率が参照されます。

実践図解

では、実践するとして、5商品登録してみましょう。

条件として、一商品に2枚ずつ画像をつけることにします。
基本、2枚は無いと寂しいですからね。

では、以下の画像のように5枚×2種類の10枚を準備。

あとは食材の種類ごとにファイル名をCSVに書き込んで・・・・という訳にはいきません。
そのやり方だと、商品が100個あった場合、少しも効率的ではないからです。

で、以下の図解をどうぞ。


では、説明も付け加えます。

①と②では画像に連番をつけています。
ファイルを複数選択し、選択した状態で名前を変えると、つけた名前+(2)という、カッコ内に連番がつきます。
この部分が、後程CSVで役に立つわけです。

③では画像を縮小しています。
ECCUBEでは、メイン画像は3種類、サブ画像では2種類の大きさの画像が必要になります。
そこで、画像縮小ソフトを使い、複数サイズの画像を一括で作っているわけです。
この話は EC-CUBEの小技:CSVで商品を新規登録する方法 でやっています。

重要なのが画像の名前です。
僕は、縮小後のファイル名に『_m』『_s』を使っています。
ミドルサイズと、スモールサイズという意味ですね。
この部分、なんでもいいわけですよ、自分で認識さえつけば。

ちなみに、サブ画像の方も『_m』ですね。
サブ画像は縮小は一回でいいので、mでもsでも特に関係ありません。

ちょっとコツ
実は、ファイル名に連番をつけるとき、最初の1枚目だけはカッコがつきません。
(2)から番号が始まるということです。
このときに、同じように(1)とつけておくと、後で便利です。
ただし、このファイル名にはスペースが入っているので、間違えないようにしましょう。

続いて、出来上がった画像をアップロードしましょう。
UP先は以下。
/html/upload/save_image
枚数が一定数を超えると、物凄く重くなるので気をつけましょう。
注意としては、新しくあげる画像の名前がもともとUPしているものと重複しないようにしましょう。
これをやると、公開されている商品の画像が自動的に入れ替わってしまいます。
なので、画像の名前は日付にしておくのが正しいかと思います。
重複が避けられるという訳です。

CSVへの記入

こちらも多少、図解します。

①と②はエクセルでもっとも便利な機能、連番つけ機能(正式名称はわかりません)を利用しているところです。
これさえ上手に使えれば、何百商品の登録もお手のものです。

③は同じくですが、この、メイン画像からサブ拡大画像までは4つが並んでいる為、一気に連番をつける事が可能になります。
本当に、本当に便利です。

完成図、空欄の無いように全部埋めましょう。
空欄でも構わないような無駄な情報の項目は入れてませんので、必ず埋めましょう。

最後にCSVのアップロードです。
失敗しても削除すればいいので、最初は恐れず、アップしてみましょう。
一瞬で、画像付きの商品が登録されていますから。

注意点

やはり、ややこしい手順ですので、色々とミスも出るわけです。
というわけで、以下の注意点を気にしましょう。
・名前の付け方が上手くいかず、メイン画像とサブ画像が同じ商品の画像ではない。
・CSVに記入した画像の名前が不一致で、エラーが出る。
・メイン拡大画像と詳細メイン画像の入力位置を間違え、画像の大きさが逆になる。
・あわててCSVで修正しようとして、さらに商品の新規登録してしまう。

以上ですが、いまいちピンときませんね。
実際、やってみるとピンと来るのでしょうが、説明がいけないようです。

総括

CSVがらみの記事が、これで4つ目ですね。
それぐらいこだわっているという事なのでしょうか。

実際、運営上、CSVがなかったら仕事にならないので、これを使いこなせなければ、金儲けもできないという面はあります。
サイトの規模にもよりますが、2000、3000取り扱うような所ならば、こうした知識は蓄えておいて損はないと思います。

効率のよい仕事をあなたにお届け。
以上でした。

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